今回のツーリングの一番のピンチ。
8月15日のフェリーに乗らないと、どうしようもないトラブルが発生する。
19日に、市民会館で結構大きな講演会が入ってる。相方はとまと。
もし、19日に福岡にいなかったら、とまとが2時間語る羽目になる。
2時間近くかたるなんて、いまのとまとには無理。3年後は大丈夫だろうけど。
15日のフェリーに乗れなかったら、次は18日しか空いてない。
仮に18日に乗ったら、福岡着は20日。とんでもない事が起こる。
当初から、15日の日程は割と時間の余裕を持って組んでいた。
2200Km以上走ってる。 へとへとになって、ハンドルにつかまってるに違いない。
新潟から、東京フェリー乗り場まで。走行距離、約250km。
関越道~首都高速に入って埠頭まで。4時間もあれば到着予定。新潟出発9:00。フェリー乗船18:00。9時間もある。
楽勝なタイムスケジュール。
しかし、間違いは起こる。仕方がない。
関越道に乗る直前、なんと相方パンク。お盆の15日に新潟でパンク。青ざめる。
あちこち探して、開いてる二輪屋を見つける。2時間のロス。まだ大丈夫。
何とか、関越自動車道に乗る。
相方のバイクが120Km走るとガソリンがなくなる。関越道で給油。これは計算済み。
ところが、帰省客でGSは長蛇の列。想定外。
人口が多いというのはこういうこと。福岡では考えられないことに人は並ぶ。
GSで並ぶのは、旧ソ連と、現リビアくらいかと思ってた。ここで、1時間のロス。まだ大丈夫。
3時間あると安心していた。
しかし。本当の試練は、ラスト1時間でやって来た。(映画か!)
慌てたことのない粗忽家勘朝が、観念した。(続く)
人の不幸は面白い。