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『シザーハンズ』

 ファンタジーとアニメは観ない。

 20年前、『シザーハンズ』をファンタジーだと思って観るつもりは、なかったが。誰かにせがまれて、観に行った。誰だったか、覚えてない。
 観て、ただのファンタジーでないので、驚いた。

 20年ぶりに観た。
 ティムバートンが、小市民をコケにしまくってる。

 暮れになると、決まって家をイルミネーションで飾り立ててるバカは、これを観てどれだけ自分がバカにされてるか、気付かなければならない。
 自分の立場が『シザーハンズ』の中でどの位置なのか。
 ただ、バカは、映画から学ばない。


 ジョニー・ディップはあまり好きな俳優ではないが、演技が上手いのは確か。
 『シザー・ハンズ』は、セリフが極端に少ない。演技で客に伝えなければららない。しかも顔の表情も、極力動かさない。眼だけで語りかける。名優。


 有名な、20世紀FOXロゴでの“お遊び”も面白い。
 20世紀F0Xのモニュメントに雪が降ってる。何故雪かは映画の最後にあきらかに。


 謎が一つ、オープニングとラストの老婆はウィノナ・ライダーだという噂があるが、本当だろうか。瞳は確かに美しいが、肌や筋肉は老婆のそれ。いくらメイクでも20代を80代にできるのだろうか。
 誰か、教えて。

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2011年06月18日 12:45に投稿されたエントリーのページです。

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