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『キャリー』

 デ・パルマ監督の出世作。

 パニックホラームービーの初期作品。今見ると稚拙な部分もあるが、当時は(約30年前)結構話題になった。

 さすが、デ・パルマ。実験的な手法が、これ以降の作品に影響を与えている。
 『ポセイドンアドベンチャー』→『タワーリングインフェルノ』→『キャリー』への流れ。パニックにホラーを味付けしている。
 

 30年前のロードショーでは、オープニングの女子更衣室で、ティーンエイジャー全裸女性にぼかしが入ってた。今回ズバリ出ていた。
 ぼかしが入ってる方が興奮する。
 30年前想像力たくましく、異様に興奮した覚えがあるが、今回興奮も何も起こらなかった。一概に歳のせいだけとは思わない。

 【秘すれば花】・・・こういうときに使う表現ではないが・・・。


 ラストシーンが有名。約30年前、黄色い悲鳴があちこちで上がってた。
 今回は上がらないだろうと思っていたが、後方でおっさんが、「おおぉっ。」と悲鳴を上げた。
 一番映画を楽しんだのは、このおっさんに違いない。

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2011年06月04日 12:27に投稿されたエントリーのページです。

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