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『プリンセス トヨトミ』

 この映画を見たことを告白。あまりに恥ずかしい。
 同じ轍を踏まない者が出ないように、知らせる義務でカミングアウト。
 評価を出すことさえ憚られる。

 昨年たまたま、完成度の高い邦画を二本見た。で、ちょっと邦画を見直してた。

 これで、また邦画の評価は地に落ちた。
 昨日の『マイ バックページ』のケンイチ君でさえ上手く見える。

 『プリンセストヨトミ』。ほんの2、3人を除いて、出てくる役者、出てくるエキストラ、表現されるCG、発するセリフ、98%滑りまくり。
 フィギュアスケートの方がまだ滑らない。

 だいたい、キーパーソンの二人の中学生をオーディションで取った責任者は誰だ。オーラの陰りさえない。下校中の中学生をランダムに拾って来たのか!
 選考者に粗忽家勘朝を入れろ。必ず、数段ましな演者を見つけてくる。

 何とかという、カイワレ女優(大根にもなってない)をもうこれ以上出すな。
 なぜ「君は下手なんだよ。」と誰も教えてやらない。恥を晒してるだけ。可哀そうに。


 何でこの映画を見たんだろう。
 『上方落語会』の戦慄が勘朝の映画観を狂わせているのだろうか。怖い。

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2011年05月31日 20:01に投稿されたエントリーのページです。

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