ツーリング。(落語でヒートアップした頭を冷ますのにはこれが一番いい。)宮崎鹿児島コース。
宮崎を選んだのは3.11前に新燃岳噴火で被害にあっていた地域だから。もう完全に忘れ去られている。あまりに東北・福島の被害が大きすぎる。
自分の目で確かめること。マスコミの情報だけではわからない。もちろん行政の情報はコロコロ変わってあてにならない。
数日前にも新燃岳は噴火している。こちらも現在進行中。えびのから新燃岳東側の小林、都城とすすむ。降灰は一時期ほどひどくはないようだが屋根に灰は残っている。
鹿児島泊。二日目は西側の霧島から接近するが交通規制で入山できず断念。
噴火や狂牛病、鳥インフルエンザの影響で宮崎県は疲弊している。
そして今回の原発のダメージがここにも出ている。
宮崎・鹿児島は観光県。去年も鹿児島を周ったが、今年はどこへいっても静か。GWスタートしたばかりだというのに、閑散としていることろさえある。
というのは、中国人・韓国人の団体客が全く見当たらない。
去年まではどの観光地へ行っても、彼らが大型バスでドンと乗り付けて、大きな声でわいわい言いながら食事・買い物していた姿が見られた。どこでも見られた光景。
ところが今年は、全く見なかった。
えびの高原も、佐多岬も、高速PAも中国・韓国団体大型バスは全く見ない。
去年7000台抜きした九州縦貫道もまったく渋滞なし。
体力のない観光業者は潰れる。東電が原因だが、ここまで補償するわけない。罪な会社。
九州にはあちこち原発がある。少しでも漏れたら今度こそ九州の観光業者は壊滅的打撃を受ける。
今や観光業は韓国中国人が大きなカギを握っている。
ツーリング連中なんて相手にされてない。