O・ストーンの映画だと思って行くと、げんなりして小屋をでる。
盛り上がりはない。でも、監督がいいから(どこへでも、100人クラスのクルーを組んで撮影に行ける。)、デティールでは眠らせない映画。
といっても、後ろでおじさんのいびきが聞こえてた(笑)。
鼾が気になるほど琴線に触れる作品でもない。昔の東映映画はもっと喧噪のなかで演っていた。
タイトルは、すべてを語るキーワード。勘朝が邦題命名権をもっているなら、
ズバリ。『おじいちゃんはワル』。
もっとそぎ落とすなら『ワルじいちゃん』もっといけば『ワルじい』で、『ワじ』。『ワじる』と動詞化して、女子高生がつかう。結論は『世の中すべてカネ』。
言語学というのはこんなもの。
もうこれで勘弁して。
この映画に☆☆☆をつけた評論家をネットで流してほしい。そして、その映画評論家の情報はガセ。間違いない。もしくは、どっかからカネが出てる。
『ウォールストリート』アメリカンホームドラマ。
O.ストーンは橋田寿賀子になった。