1週間たって、ようやく落語熱が冷めつつある。
いろんな方から、先週の『三人会』の評価を頂く。
みなさん腰を据えてご覧いただいた。お礼の言葉さえ見つからない。
2時間半席を立つことなく、最後まで楽しんでいただいた。プロの高座でも2時間聞くと飽きてくる。(除く。内浜でお呼びするプロ噺家連中。)
多くの方から頂いた評価は、概ね『〇』。ただ、多くの方の記憶に残っているのが、酔書の『生徒の読書』と、スネークショー(苦笑)。
やっぱり、新作と色物はインパクトが強い。
少なくとも『寝床』は『スネーク』の200倍は稽古している。『スネーク』なんて前日に30分くらい打ち合わせしただけ。
「これじゃ稽古が少なくて済む、色物の方がいいや。」
と思うのは素人了見。
『スネーク』はあと3年は演れない。可笑しくない。
そこいくと、古典落語は何回聴いても同じ所で笑える。ここが古典の強さ。
・・・とでも言っておかないと、バカバカしくって落語の稽古に身が入らない。