ギアが上がると、スピードが出すぎて、他の連中が遅いのがよくわかる。
今回もトップギアに入ってしまっている。まだ、ギアダウンできていない。
付いて来る者がいなくなる。なぜモタモタしてるんだろうと切歯(せっし)する。
【こんな状態が危ない。】と、気付いている。ストップかけられるなら、かけている。かけられないから仕方がない。普通に過ごせるなら当然してる。
現在、映画観る時間はない、バイクロードは雪で封鎖、スネークは冬眠。
昔っから通信簿は、決まって『落ち着きがない』。
久しぶりに、昔の友達に会った。たとえようもなく、嬉しい。(もしかして、これを感動というのかも。)
友達は、とても落ち着いていた。同じ54歳。45年来の友達だから驚く。
とても大人だった。
ここだ!
別にあわてて生きる必要ももないのに、スピードが出すぎてる。気がついたらみんな喘ぎながら付いてきてる。アンダンテで進めばいい。
止まる時はいつも病気だから、止まるのも困る。
理詰めではわかっているけど、感覚では違う方向に進む。
サンデル先生に『生きるスピード』について尋ねたい。