« サンセット・77 | メイン | 罪がないのは、映画の話。 »

スピード

 ギアが上がると、スピードが出すぎて、他の連中が遅いのがよくわかる。
 今回もトップギアに入ってしまっている。まだ、ギアダウンできていない。
 付いて来る者がいなくなる。なぜモタモタしてるんだろうと切歯(せっし)する。

 【こんな状態が危ない。】と、気付いている。ストップかけられるなら、かけている。かけられないから仕方がない。普通に過ごせるなら当然してる。

 現在、映画観る時間はない、バイクロードは雪で封鎖、スネークは冬眠。
 昔っから通信簿は、決まって『落ち着きがない』。


 久しぶりに、昔の友達に会った。たとえようもなく、嬉しい。(もしかして、これを感動というのかも。)
 友達は、とても落ち着いていた。同じ54歳。45年来の友達だから驚く。
 とても大人だった。
 ここだ!

 別にあわてて生きる必要ももないのに、スピードが出すぎてる。気がついたらみんな喘ぎながら付いてきてる。アンダンテで進めばいい。
 
 止まる時はいつも病気だから、止まるのも困る。
 理詰めではわかっているけど、感覚では違う方向に進む。
 サンデル先生に『生きるスピード』について尋ねたい。 

About

2011年01月12日 19:09に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「サンセット・77」です。

次の投稿は「罪がないのは、映画の話。」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32