興業していると、時々ドカーンと当たることがある。
今回がまさにそれ。
お客様のサインカーブと、
興業(プロデューサー)のコサインカーブと、
演出家(ディレクター)の裏サインカーブ、
演者(アクター)の裏コサインカーブが、ピタリと共鳴したときのみに起こる。
で、一度これを経験すると、またかならず起こると信じてしまう。それが怖い。
今回、一人三役プロデューサー、ディレクター、アクターやったもんだから、尚怖い。躁になって当然。
甘棠館笑劇場に、77人集まって下さった。スタッフ入れたら完全に消防法違反。途中で08君に『札止め』しようと、進言した。あっさり却下された。(内浜で、08君にのみ許されている権限。)
普段の商店街寄席しか知らないお客様(実はこのお客様が一番大事なんだけど)がいい迷惑だった。のんびり観る暇さえなかった。
追い出し太鼓がいくらなっても、お帰りになるお客様が絶えない。
77人送り出した夕焼けは素敵だった。昭和30年代の夕焼けが見えた。
サンセット77。