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勘タンを偲ぶ

 第165回商店街寄席で、ようやくお客様に『勘タン』の訃報をお知らせした。
 内浜落語会HPへのご来場者数が、異常に伸びていて疑問を持たれた方もずいぶん多かったのではないか。


 あらためて勘タンの訃報をお知らせします。
 先週、11月18日18:50、粗忽家勘タン(末吉哲君)、が永眠しました。


 あまりに突然すぎて驚き、悲しみを通り過ぎてしまった。

 今しみじみと『勘タン』のことを振り返っている。


 始めて出会ったのは、7年前。思ったより短い。
 KBCラジオで『粗忽家勘朝』がオンエアーされて、それを聴いた勘タンからメールがやって来た。

 妙法寺で勘タン(その頃は末吉哲君。)が「こんにちは。」と本物の上方弁で語ってきた。
「あっ。この人がメールの人かぁ。(以後略)」それ以来の長~い付き合いになった。

 彼の含蓄のある発言が、波風を立たせることもあったが、声も、顔も存在感も大きかった。

 彼の芸はまだまだ伸び盛りだっただけに、あまりに惜しい。
 勘タンがいない大喜利はどうなるのだろう。誰が勘タン席(コーナー)を埋めるのだろう。『清濁併せ飲む』磊落な芸を誰が受け継いでいくのだろう。

 あまりにも喪失感が大きい。
 あの世で「どや。」と笑っている勘タンがいる。

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2010年11月27日 19:55に投稿されたエントリーのページです。

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