大名小学校で『男女共同参画社会研修』で口演。前座とまと『たらちね』。とまと、どこでも演れるようになっている。
終了後、とまとと、軽くコーヒー。帰るついでに映画のチケット買おうと寄ったら、『ウエストサイド物語』にどんぴしゃり。待ち時間5分。即観。
しかし、中学校の頃初めて見た時の感激はなかった。
アメリカの中高生でも理解できる映画。日本の中高生も。
もちろん、名場面続出で全く飽きさせない。しかし、観終わった後の「しみじみ感」はない。
ラスト30分は要らないんじゃないか?
レナードバーンスタインの名曲が、ぞろぞろ出てくるところは嬉しい。さすがの音楽無理解者でもこれらの音楽は知っている。
今回改めて気付いた。
映画では不良少年たちが荒れる原因を社会背景に置いている。さすがアメリカ映画。ソーシャルワーカーだの、ソーシャルディスティニィだの今の臨床場面や教育場面で使われる言葉が50年前の映画でもう使われている。当時の日本では全く理解出来てないはず。
これにはちょっと驚いた。
一番好きなセリフ
「そんなに歌ばっかり歌っていてシンガーにでもなるの?」
「あら、ミシンだってシンガーよ。」
このセリフ、初めて観たときは完全にスルーだった。学生時代の彼女が教えてくれた。この台詞が出てきたとき、彼女がふっとよぎった。勘朝うぶな時代。