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相撲協会

 暴対法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律)は、暴力団の定義を次のようにしている。
 「その団体の構成員が、集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいう。」
 そして、公安委員会が、暴力団のうち犯罪経歴を保有する暴力団員が一定割合以上を占め、首領の統制の下に階層的に構成された団体を「指定暴力団」に指定する。

 相撲協会は今まで、集団リンチ殺人、銃刀法違反、賭博、八百長、一般人への暴力等々の反社会的な行動を、思う存分傍若無人にやってきている。
 
 見事に上述した暴力団の定義にかなっている。
 相撲協会は、日本最大にして、最強の暴力団といえる。

 文部省の管轄にあるからややこしくなる。公安委員会の管轄にして、法人資格をなくす。『暴力団』に税金を払うことはない。
 で、そういうもんだと思って見に行くといい。実にすっきりする。
 『取組』を『組同士のルールにのっとった、小規模見世物抗争』と定義する。

 乱暴な意見だが、安心して見られる。
 
 以前も言ったが、相撲はスポーツではない。見世物を原点とする、興業。
暴力団と切り離せない。

 国家の権力者が、武装者を育てて戦わせ。庶民が見物した『見世物』は、円熟した国家では多くみられる。
 今更、戦いを生業とするものに倫理観を求める方が間違っている。
 彼らは強いことのみが求められている。

 参考『グラディエイター』リドリー・スコット ラッセル・クロウ 

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2010年07月22日 04:37に投稿されたエントリーのページです。

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