『2001年』を観て以来キューブリック監督にハマった。
危険な作品が多い。
『博士の異常な愛情』『時計仕掛けのオレンジ』はアブナイ。高校生は観ちゃいけない。脳年齢が高校生レベルの大人もダメ。理解できないだろうけど。
『シャイニング』は恐い。ちょっと逸れるが、一番怖い映画といえば『ローズマリーの赤ちゃん』(R.ポランスキー)か、『シャイニング』で決まり。
で、キューブリックの遺作が『アイズワイドシャット』。
その駄作度は並外れている。当時夫婦だったニコールキッドマン、トムクルーズで撮っている。
中洲大洋がリニューアルした記念に持ってきた映画。中洲大洋もきっと社運をかけて配給会社と相談の上かけたのだろう。
約10年前、希望に胸を膨らませて(卒業式の定番セリフ)行った。希望がこれほど一気にしぼんでしまうなんて。(これも卒業して次の学校に行った時と同じプロセス。)
大コケした。中洲大洋は相当なダメージをおった(と思う)。
。
キューブリックの名声を地におとしめた。最後のセリフが『Fuck!』だもんなぁ。
まぁキューブリックらしい人生の閉め方かもしれない。
結局キューブリックのは2001年を経験せずに死んだ。不世出の監督に違いない。