ピカレスク『悪漢小説』。最近ハマっている。といっても、ここ一月だけど。
ピカレスクといえば大藪晴彦しか読む気はしなかった。高校生の頃、平井和正『ウルフガイ』シリーズ。学生時代、大藪晴彦。しばらく読んでなかったが、最近08君が貸してくれたの『不夜城』は結構いけた。ハードカバーで一気に読み終えた。が、大藪晴彦をリアルタイムで知っているものにはやや物足りない。
比喩、メタファーがひねりすぎている感が否めない。
ハードボイルドは単純明快がいい。
で、明日ハードボイルドの金字塔『カサブランカ』を観る。『カサブランカ』を観たことない人は少ないと思うが、大スクリーンで観た人は少ないだろう。どんなだろう。楽しみ。
H.ボガードはピカレスクの主人公だろうか。