『国本武春』浪曲ライブに行ってきた。
第一部 国本武春 弾き語り
M1 ロックンロールうらしま
M2 子らを思ふ歌
M3 勘忍ブギ
M4 巌流島うた絵巻
仲入り
第二部 古典浪曲 三味線 沢村豊子
『樽屋おせん』 春野恵子
『紺屋高尾』 国本武春
会場はももちパレス。キャパ800に300程度。福岡じゃテレビに出ている人しか売れない。とても残念。東京じゃ即完売の人なんだけど。
そういえば志ん朝師匠がももちぱれすでやったときも400程度しか入ってなかった。福岡とは言え、まだまだ九州の1都市でしかない。
浪曲は初めてだったが、中々のもの。
弾き語りでたっぷり笑わせてくれて、古典浪曲で浪曲本来のうなりを聴かせてもらった。『紺屋高尾』はもともと浪曲ネタなんだろうか?上々吉の出来栄え。
春野恵子さんも結構いけた。略歴・学歴が凄い。何も浪曲師にならなくてもよさそうなもの。TVから登場して浪曲師へ。ふつうはその逆なんだが。
こういう人材が集まるということは浪曲界も明るい。
次聴きたいのは講談神田山陽。
次が落語でないところが困ったもの。
志ん朝師匠を知っている者にとって、木戸銭払って落語を聞きたくなる噺家さんは、残念ながらもういない。志ん朝師匠師匠が最後でもういい。
だから、志ん朝師匠を知らない世代に志ん五師匠、志ん駒師匠、鯉昇師匠、平治師匠、正朝師匠、正太郎さんらの噺家さんのプロモートをしている。メジャーな噺家さんはメジャーの興業会社がやればいい。内浜落語会は隙間興業団体。珠玉の噺家さんを呼ぶ。
今回メジャー興業社『ピクニック』に商店街寄席のチラシを入れさせてもらった。さぁ。この国本武春から何人商店街寄席へご来場いただけるか。席亭勘朝は8名と読んだ。
次回の商店街寄席はしくじるわけにはいかない。