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癒しの奈多公民館

 奈多公民館へ、直角と二人。
 高齢者教室の人権落語。『人権』と銘打ってあるが、落語に重きをおいて演ってください。とのことだったので、あまり固くならないようにやる。

 約70名のお客さんたち。このお客さんたちの反応が実にいい。直角のマクラでドカーンと来た。壷でどんどん来る。
 約100分間、絶えることのない笑い。お客さんたち疲れただろう。あれだけ笑ってくださったら演ったかいがある。何だか急に噺が上手くなった気分になる。固くて冷え冷えした会場がウソのような気になる。

 ただ、固い会場のお客さま方には育てていただいた気分になる。今日のような会場のお客さま方にはほめていただいたような気分になる。
 
 場数を踏むことが一番の稽古。これは間違いない。
 しくじった高座の後には奈多公民館で癒してもらいたい。

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2010年01月31日 17:48に投稿されたエントリーのページです。

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