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落語会二つ

 久しぶりに落語会の掛け持ち。

 壱岐公民館『いきいき元気塾 新春寄席』
 『かぼちゃ屋』      とまと
 『時そば』         勘朝
   仲入り
 『中村仲蔵』       勘楽
 とまと内浜デビュー。緊張して高座に上がっていったが、自己紹介してネタに入ったら結構受けていた。聴き上手なお客様に支えられていた。声も張りが出てきたし、商店街寄席デビューも近い。
 落語が初めてのお客様も大勢いた。そんな中で、勘楽がトリで『中村仲蔵』。じっくり40分。勘楽はこういう噺があってるんだろう。初会のお客様に『中村仲蔵』。冒険だが、聴いて頂いていたのは事実。

 第156回商店街寄席。40名を越えるお客様方。
 『狸賽』         勘米
 『河豚鍋』        勘タン
 『大仏餅』        勘楽
 『三枚起請』      直角
 それぞれ個性がよく出た噺。まぁ一部カミカミもあったが決して手抜きしていたわけではない(ようだ)。これから高座にかけて噺を磨き上げていく。

 とまと~直角までたっぷり噺を聴いた。それぞれ自分の技術を磨いて高座に上がっていた。今更ながら落語は演者次第ということに納得する。皆それぞれ結構面白かった。
 新人もどんどん入ってきて若手も自分の持ち場をしっかり確立しながら臨んでいる。とまとがチャンスをものに出来るかどうか。

 老婆心ながら。勘心、勘尺よ。若手と中堅のあいだに埋没しないように。マラソン、駅伝のように一気に置いていかれる。一からやりなおそう。

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2010年01月24日 09:22に投稿されたエントリーのページです。

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