『言葉』は生ものだから、いつの世も『言葉』は変わっていく。大昔から国語学者達はそういってきたし、今からもそのルールは変わることはないと思う。
だが、敢えて異を唱えさせてもらえるならば、『気になる言葉』はある。耳障りがよろしくない『言葉』がある。
まず、『なにげに』。10年ほど前初めて聞いたときにはちゃんと注意した。「そんなことばないでしょう。」って。ところが今ではアナウンサーまで使っているらしい。しかも、国営と思しき局が。私だけはまだ認知してない。『新明解』にものってない。
次ぎに、『真逆(まぎゃく)』。意味はわかる。漢字もこのように書くのだろう。でも決して綺麗な日本語ではない(と思う)。少なくとも落語を志す者は使用禁止にしてもらいたい。クイズバラエティーで某タレントが使っていた。「下品な言葉」だと思った。で、周りの者が使っているのを聞いて、グレシャム『悪貨は良貨を駆逐する』だと思った。
『正反対』でいい。濁音も入ってない。
完全に勘朝が小言幸兵衛化してしまっている。いやなおっさんだね。