久しぶりに、落語会の仕込みに入る。『正朝独演会』。
『鯉昇・平治二人会』は病中だったこともあり、会場取り、両師匠との事前打ち合せ等は他の連中がやってくれて何とか乗り切った。(行政の後援までは取れなかったが)
今回は十分あちこちに手を伸ばしながら企画運営に取りかかる。OB君がプロデューサーとして頭角を表してきたのが大きい。おかげで2カ所で興業を打てるようになった。2カ所とも当たれば儲けも大きいが、2カ所ともはずれれば…。よそうマイナス思考は。OBと二人でプロデュースすれば将来メジャー事務所クラスの落語興業が打てるようになるかも知れない。500人規模のホールで…。
でも落語にとって一番いい広さは、甘棠館笑劇場に違いない。せいぜいふくふくプラザかな。
『大天神落語会』『夢三夜』みたいに、企業がバックについてくれて、新聞テレビにCM出して赤字の心配を何もしなくていい落語会をやってみたい。
仕込みをしながらふと考える。
でかい仕事をするには資金が必要。内浜落語会に最もかけているのは、資金。優秀なスタッフは揃っているんだけど。資金調達係だけがいない。『やずや』『ふくや』『七社会』に顔が利くヤツはいないかなぁ。電気やはゴメンだけど…。
勘心から経営を学んで、勘尺のプランナーの腕を借りて、OBプロデュースでメジャーに対抗する落語会を。その時の勘朝の仕事は…、ない。残念(笑)。