こえびもさすがプロ教師、ちゃんと盛りだくさんの教材研究をして授業に臨んでいるようだ。
授業は教材の追究次第で出来不出来が決まる。どんな教師もそこで悩み苦しむ。人文系も自然科学系も全て同じ。
で、今日は教材集めに1日を費やす。
ドングリ集めからスタート。
一口にドングリというけどドングリという木はない。椎・樫の木の実を総称してドングリと言っている。今日はアラカシとスダジイとクヌギの実を収穫できた。あとマテバシイの実が収穫できたら教材化出来る。コマも出来ればヤジロベエも出来る。もちろん実と種子の違いや、植物個体の特徴から興味関心へと導くことも出来る。『どんぐりと山猫』への読書教材も生きてくる。(ただ、『ドングリと山猫』は差別的な表現があり小学校教材として、危険な表現もある。)
次が『体のつくりと働き』教材で特殊なお肉屋さんへ。ニシキヘビの輪切りやカエルの全身、ワニ、ラクダの背脂まで売っている。理科の教材屋さんみたい。
子ども達に黙って食べさせて、後で何の肉か教えるとたぶん新聞沙汰になる(笑)。新聞沙汰が恐くてやらない訳じゃないが、肉の単価があまりに高すぎる。100g2000円のニシキヘビの肉は買えない。
次ぎにゲットしたのがイタリア産の大理石。タダでもらった。石材屋さんのゴミ捨て場。高価な石の破片が山のように積まれている。破片で十分。立派な石の標本が出来る。バイクだったのであまりに重くて持ち帰れなかったのが残念。
次がアケビ探し。これがなかなか見つからない。自生している場所は聞いたが、時間の都合もあり見送る。とある出店の奥さんから「収穫できたら連絡してやる。」と嬉しい情報をもらって帰る。
ドングリ、ムカゴ、大理石、カボス(これは焼酎用)でパンパンに膨れたリュックは、入部小の理科室を多いににぎわせてくれるハズ。