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正朝独演会 裏事情

 19日(日)宗像ユリックスで『正朝独演会』があったので、つき菜妹のMちゃんを連れてスタッフとしてはいる。なぜつき菜でなく、Mちゃんを連れて行ったのかは、長くなるのでここではCUT。(補足。Mちゃんが、姉のつき菜と一緒にいると『となりのトトロ』のさつき、メイ姉妹を彷彿とさせる。お母さんはアラフォー美人。)

 プロをお招きしての落語会は大変。しかも正朝師匠クラス(プロのバリバリ真打中堅)になると落語会自体のあり方もそれだけ重くなる。スタッフに重圧が掛かる。

 今回いつもと違うのはスタッフのメンバー。下座に『こきぬ社中』が一人もいない。酔書も直角もいない。もちろん私はいるがプロデュースはしていない。全部OB君の手腕による。

 勘朝、直角、酔書、小きぬがいないで、果たして『正朝独演会』を運営できるのか。一昔前だったら、考えられなかった。結果は盛会のウチに終わった。ちゃんと次回の軍資金まで残して。OB君の腕は確かなものだ。

 私はプロデュースを旧福岡労音のIさん。並びに長崎のTさんから教わった。内浜落語会で、ぷろでゅーすを直接教えたことがあるのは勘珍だけ。OB君には教えてない。そんなOB君がプロデュースを軽々こなしていた。
 
 『こきぬ社中』の代わりに、『小やす社中』が活躍していた。小やす三味線。Aさん太鼓(彼女の正体は何者なんだろう。栄歌さんの紹介で昔から知ってるが、まさか太鼓までたたけるとは思わなかった。しかもなかなかの美人と来ている。)鐘は小倉寿限無の会所属、小きみさん。皆さんなかなかの腕前。正朝師匠から下座の指導まで受けている。
 前座勘タン。スタッフは内浜落語会:勘尺、勘朝、すず柑、小やす。宗像落語会:大三治君、毬々さん、その息子さん。福岡教育大学の現役落研。受付すず柑、Mちゃん、現役。

 勘朝の出る幕全くなし。可哀想だと思ったOBくんが抽選会をさせてくれた。ありがとね。

 落語のプロデュースは結構大変。
 仕込みは少なくとも半年前から入り。ポスターDM発送。お客様集めに関係諸機関との交渉。師匠との日程調整。前日までの動き、前日の動き、そして当日の寄席。当日までに90%ほぼ終わっておく。
 当日は天気の心配から、もしも師匠が動けなかった場合(交通機関の不具合から師匠の体調まで)の善後策まで考えておかなければならない。終了後の後かたづけ、打上げ、師匠のお泊まり場所。正朝師匠の場合お好みの女性まで考えておかなければならない(笑)。ウソです!

 酔書でも大変。勘朝しか出来ない仕事だと思っていた。(実際今年の『鯉昇・平治二人会』のプロデュースは病み上がりの勘朝が引き受けた。直角、勘々の陰謀だと今でも少々根に持っている(笑)!ウソです!)
 ところがものの見事にOB君が『正朝独演会』を仕切っていた。素晴しい。見事な腕前拝見。

 プロデューサーは自分が動いてはいけない。特に当日はどっしり構えておかなければならない。スタッフに動いて貰う。それだけ人を動かす手腕が要求される。人望も必要。

 『してみせて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ』という名言もある。

 勘朝には内浜落語会という半ば強制的な集団がいるが、OB君は垣根を越えたいろんな集団を動かしている。いつの間に彼のネットワークが出来上がっていたのだろう。『宗像落語会』『内浜落語会』『福岡教育大学落研』のそれぞれ一部の連中の手を借りながら、『小やす社中』Aさん。小きみさん。Mちゃん。等々の手繋がせながら、立派に『正朝独演会』を創り上げた。
 大したモンだよOB君。
 (最近OB君を褒めすぎてるなぁ。出る杭を打たなければ次の会長の座を狙ってくるかもしれん(笑)。)

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2009年07月20日 13:02に投稿されたエントリーのページです。

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