それは7月4日午後15:20に起きた。場所は早良区弥生2丁目交差点。
バイクで稽古会に急いでた。妙法寺では、勘心が『野ざらし』の稽古で待ってる。
弥生2丁目交差点にかかると、後ろから白の高級車がすーっと近づいてきて、いきなり赤色灯を出して
「そこの原付止まんなさい。」ときた。誰が見たってわかる『覆面パトカー』。
「やばい!覆面だ。でも何㎞オーバーだろ?」
助手席から降りてきた男は、青の上下を来た白バイの警官風。逃がさないように走って近づいてくる。
「ちょっと待って、スピードメーター見て」
「 えっ?(スピードメーター見たって何㎞オーバーか解るわけないじゃん)」
「スピードメーターの針動いてないよ!」
警官は間違いなく威圧的に上から目線でものを言う。最初から殴りにかかる体育教師のような眼をしている。
「ほら針動いてないよ。」と所有者の許可も得ず前輪を持ち上げ、回転させながら勝者の口調でカサにかかってくる。
見ると針はホントに動いてないように見える。でも、かすかに動いているようにも見える。
官憲はパトカーにはいるように促す。納得がいかない。もう一度自分で動かしてみるとかすかに動いた。
「動いてますよ。」おかしなことにこちらは敬語で、向こうは命令口調。
「動いてないのを確認したんだよ。」
「見てください。」
確かに動いている。
引っ込みが付かなくなった官憲は
「さっき確認したら動いてなかった。ねじがおかしいのかも知れない。ちゃんと毎日整備して居るんだろうね。」
「してます。」してるわけない。しかし車両の整備をして乗るのは義務づけられている。「してません。」といえば向こうの思うつぼ。
「おかしいなぁ。」ここで官憲の態度がおかしくなってきた。捕まえた違反者が、無実な善良な市民だと認識したようだ。ここで官憲が謝罪すれば問題は起こらなかった。官憲は
「飲酒の検査をします。」ときた。(出た!警察お得意の別件逮捕)もちろんアルコールが出る分けない。
「アルコールはないね。じゃぁちゃんと整備して乗るように!」
「わたしのどこが悪いのですか?」と食い下がる。問答になる。
冷たい目で近づいてくる。(公務執行妨害で逮捕されるかもしれん。)距離をおいて手を後ろに組む。官憲にさわったら即アウト。映画や小説で学んだ。実際に逮捕された方からも聞いたことがある。最後まで命令は変わらなかった。
「点検整備を怠らないように。」恫喝されてびびった。
その間約20分。おかげで勘心との稽古会に20分遅れた。
何の落ち度もない善良な市民の大切な時間を奪っておきながら、何の謝罪も無し。これで済ませるわけにはいかない。
『実録 小さな闘争』がここから始まる。
6日月曜日に早良区有田交番へ相談に行く。警察の苦情を警察に持っていくのもおかしな話だが、仕方がない。客観的事実のみ伝えた。不当に止められて会議(稽古会)に遅れて被害を被った件。
こちらの要求は、担当警官の所属と階級の開示。謝罪、できれば文書で。
交番の巡査は丁寧に受け付けた。早良署の相談窓口へ持っていく後日連絡をするとの回答をうける。
ところが2週間たっても連絡は来ない。どうやらこちらが冷めるのを待っているらしい。次の手段に出る。
人権擁護局に電話して警察から不当な扱いを受けた旨を伝える。人権擁護局の対応がまた振っている。「この種の問題はうちではあつかってません」ときた。
警察の犯罪は扱えないとのこと。なんの為の人権擁護局。
「じゃぁどこに持っていけばいいんですか?」
電話の向こうでは面倒くさそうに県警相談窓口の電話番号を教えた。仕方なく教えたってかんじ。
即電話。なかなか繋がらない。10回目くらいでようやく繋がった。交番に伝えたことをくり返す。
警察のことを警察に相談したって仕方がないのは解っているが、手段はこれしかない。
回答は何と職場に電話がかかってきた。教えてないのに!これには恐れ入った。こちらの個人情報は向こうに筒抜け。
相手は国家権力。「小市民を潰すくらいわけないぞ。お上の言うことに逆らうな。」といった圧力を感じた。公安や警察は恐い。かえって暴力団の方が、警察に駆け込めばいいだけましかもしれん。
何しろ相手は狭山事件、免田事件、財田川事件、島田事件、松山事件、足利事件等々が示しているようにでっち上げ、ねつ造のプロ。
さて、この小さな闘争は現在進行形。もしかしたらこの日記もチェックされてるかも知れない。正直恐い。内浜落語会が破防法適用されたりして(笑)。
警察がどう動くか楽しみ。簡単に謝罪するわけ無いよね。でも私は何も悪くない。別件でやられるかなぁ。部屋に帰ってきたら突然ちゃぶ台の上に乾燥大麻が置かれてたりして。日記をお読みの方どうぞご注意下さい。
動いたらまた書きます。お楽しみに。