「スクラップ・アンド・ビルド」 羽田圭介(はだけいすけ)
TVに出ては、クレイジーな発言を繰り返す作者だけど、
芥川賞を受賞したこの作品も、充分すぎるぐらいクレイジーな内容だった。
ただし、暗い闇の先に光がありそうなところで終わっていて、
それはちょっと救いだったかも。
少なくとも、「何者」よりは、面白かった。
比べなくていいかもしれないでしょうけどね。
しかし、朝井リョウの作品もそうだけど、
説明が多い気がするのは私だけ?
描写過多な気がする、といったほうがいいのかな・・・。