毎年、11月は猫の予防接種、3月は猫の健康診断に行っている。
3月の健康診断は、持参した尿を検査してもらい、
獣医の先生に預けて採血してもらうのですが、
11月の予防接種のときは、飼い主、
つまり私が猫を保定して、
獣医の先生に注射してもらう、のです。
それがですねー、
うちの猫は、私と同じビビリで、いっつも暴れてたんですよ。
注射針が変なところに刺さるかもしれないから、とにかく危ない。
で、かなり前から、ある対策を講じているのです。
それは・・・。
猫の顔に私の顔を近づけて、
「ライちゃーん、すぐに終わるよー。えらいねー。もうちょっとだよー。
我慢しようねー。おりこうやねー。ライちゃんのためやからねー。」
と、ひたすら言いつつ、なだめまくるのである。
確か、10数年前から行っているのだが、
病気になって通院→注射する時も、この手をやるから、
20回以上はやっているはずである。
獣医は苦笑。私は注射後に、なぜこんななだめ方をするのか説明。
というか、ほぼ言い訳。
猫はシャーシャー言うし、どれだけ効果があるのかはわからない。
ただ、これをやる前は、暴れまくったり、逃げ出そうとしたこともあったのだけど、
なだめはじめてからはそれもなくなったので、まぁやる意味はあるのだろう。
でもねー。ほんと恥ずかしいですよ。
40過ぎたおばはんが、老猫に、
「えらいねー。いたいけど、我慢しようねー。大丈夫よー。」
とか高い声で言うなんて・・・。
とはいえ、こんな恥ずかしいまねができるのも、
ひとえに、愛猫に1日でも長く、そして健康に生きてほしいからである。