通訳やガイドを始めて、丸5年。
仕事柄、いろんなところに行くし、いろんな人にお会いするのですが、
「生き急いでいるな。」と思う人に、共通点があるのに今更ながら気づいた。
日本語教師(こっちは9年)のほうは、
生徒がいろんな国の出身で、かつ多様な世代・職業なので、
お国柄というか、まぁそういうことは感じるけど、他には特にビックリすることはなく、
最初はまったく話せなかった生徒が、
数か月後ある程度会話が成立するようになるのを確認できるのが本当にうれしい。
と思うぐらいで、通訳ほどの半端ない緊張感はあまりない。
授業のペース配分とかには気を付けますが。
で、「生き急いでいるな」と思う人の特徴は、
何事も、速攻で返事を返さないといけない、ような言い方をする人です。
そう、何事も、です。いつも、っていうこと。
たいていそういう人は、企業の創業者だったり、
業務や業績をその人の代でUPさせたり、というケースが多い。
すごくせっかちだし、飲み方も豪快。
あとは、弁護士の先生とか。
弁護士の先生は、それこそ分刻みの、売れっ子アイドル並みの人とお仕事するのですが、
よく同時に、いくつもの事件を抱えてやってるなー、と思う。
この話を夫にしたら、
「うふふ、僕はのんびり行きます。」だと。
まぁ、あなたはもうちょっと急がないといけないけどね(笑)。
でも、それだけ生き急がないと、稼げないってことか。
夫がのんびり稼いでくれるそうなので、
私は短時間で時給も良い仕事をして、
あとは余暇活動と勉強に充てようと思います(笑)。