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永遠なる、究極の、いや、究極に思える選択

「モンスター」   百田尚樹

「結婚するなら、性格の悪い美人(美男)がいいか、性格のいいブス(ブ男)がいいか」
みたいな話題がよく出てくるけど、

「付き合うにしても結婚するにしても、自分が好きな顔の人を選べばいいだけの話」
なんじゃないですかね。あとは、性格が合うか。
まぁ、相手の持っている、金や名誉や地位だけ重視、ほかは目をつぶる、
という人もいるでしょうが、
生理的に受け付けない人と一緒に過ごすこと、
しかもあんなことやこんなこともする、ということがどれだけ苦痛かと考えたら、
先述の問いは愚問以外の何物でもないのです。


で、この本。
「カースト」ですよ。
男前が、美人が、イケてるほうの人が、そうじゃない人を馬鹿にして、見下す。
そりゃ、見下されたほうはいつまでも覚えてるし、恨みますよね。
見下したほうは覚えていなくても。


残り3分の1ぐらいでラストは読めたけど、
主人公の変化についての描写はリアルで、
周囲にもいるんじゃないかと思ってしまった。
私も主人公だったら、絶対に同じ道を進んで、主人公以上に復讐すると思う。


ちなみに、高校生の時は、
チャラくてイケてる同級生が、わたしをバカにしようものなら、
「お前は私より成績悪いくせに。頭悪い癖に。バカの癖に。」と言い返していました(笑)。
これはこれでひどいですね。

ちなみに、旦那は私の好みの顔です。
性格も今年45歳になるのに、恐ろしいほど心がきれいなおっさんですが、
まぁ、いいんじゃないですかね・・・。

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2015年04月14日 00:47に投稿されたエントリーのページです。

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