意見は色々あるだろうが、大相撲は今のシステムのままだと、
外国人力士を受け入れるしかないだろう。
というより、国内からの入門者が増えることはないのでは?と思う。
大卒も増えているが、ほとんどが中卒で入門し、
現役として在籍できる期間も短く、お給料をもらえるのはほんの一部の人たちだけ。
修行もつらく、十枚目にならなければ個室もない。
健康上のリスクもある。
こういう世界に、今の日本で、あえて飛び込む人は・・・。
そう多くはないだろう。
だから、外国から来て、「JAPANESE DREAM」を夢見るのも理解できる。
そういう人ばかりでなく、相撲の本場で自分の力量を磨きたい、挑戦したい、
という人ももちろんいるだろう。
もう何回も書いているが、
私の趣味は、映画と落語と相撲を見ることで、
(韓国に関してのことは、もう仕事になっているので除外)
その、厳しい世界、大相撲でも、
一番熾烈な戦いを繰り広げるのは幕下上位である。
当たり前である。
前述のとおり、ほんの一枚で、お給料がでるか、小遣いレベルの手当てをもらうのみか、
その他もろもろの待遇がまったく違うのだから。
で、タイトルの件。
大嶽部屋の大砂嵐金太郎。
彼は、エジプト出身で、イスラム教徒。
ラマダンや食事の制限などを乗り越え、今場所は全勝優勝。
来場所からは十両昇進が確実と言われている。
がんばってほしいねー。
そして、ただの出稼ぎに終わらないで、活躍してほしい。
でも、まだ大銀杏は結えないだろうなー。