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病床で読んだ本。

さすがに、布団の中でじーっとできるのも熱が高いときぐらいなので、
借りていた本を読む。


「日本は・・・気骨溢れる発言集」G.Dグリーンバーグ

日本在住34年の、アメリカ人元大学教授が、
愛する日本に向けて叱咤激励する、メッセージをまとめたもの。
未確認ですが、twitterから始まったのかしら。


「ゴロウデラックス」で紹介されてたので、読んでみたけど、
なるほど、短くまとまっていて、わかりやすくて、面白い。
そんなに深刻な内容じゃないけど。
でも、著者は日本人だな。みんなわかってるんだろうけど。


余談だが、「ゴロウデラックス」は、いろんな作家さんが、
かなりの確率でぶっちゃけ話をするので、なかなか面白い。
最近観た中では、伊集院静編が最高だった。

「芸者論 神々に扮することを忘れた日本人」
「名妓の資格 細書・新柳夜咄」           岩下尚史


この岩下さんという人は、「ホンマでっか!?TV」という、
都市伝説的な話を延々とする、まぁそういう番組なんですが、
そこに「伝統芸能評論家」という名前で出てて、
結構面白いこと言うおネェ?だなぁ、と思ってたのだけど。


調べてみると、昔新橋演舞場にいた人で、
↑のような本も書いていて、結構真面目な内容。
ちょうど仕事でお客様に芸者についてよく聞かれるので、読んでみることにした本。

前半の本は、歴史的なことがメインで、吉原のことも書かれている。
お勉強的な本。
後半は、「名妓へのインタビュー(聞き書き)」がメイン。
これはなかなか貴重な話も多く、
当時の東京、新橋の花柳界のことを知るにはいいかも。

そうそう。
ほんの数行だけど、お座敷で噺家さんと一緒だったこともあったと書かれていました。
そりゃそうだろうね。

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2013年01月31日 15:27に投稿されたエントリーのページです。

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