福岡市は、燃えるごみ・燃えないごみ・ビンとペットボトル、
そして粗大ごみ(電話をかけて収集してもらう)、
この4つにわけて、ごみを出すことになっている。
そして、福岡市は、ごみを深夜収集するので、
夕方出す人がほとんど。
加えて、月1回の燃えないゴミとビン・ペットボトルの日は、
ホームレスの人がごみ収集場を巡回する姿を目にする。
ごみ収集場から資源になりそうなものを集めて、売り、
それを生活費にするのだろう。
意見は分かれるだろうが、
個人的には、ごみを開けられるということ自体気分がいいものではない。
しかし、生活の糧とする人がいるのも事実。
だから、私が住んでいるマンションの収集場を覗くホームレスを見つけても、
散らかしたりしない限り、知らないふりをしていた。
ところがである。
自宅ではないのだが、あるマンションで、
夕方、ゴミ袋から売れそうなものを取り出そうとしている人がいた。
それを見つけた、住民らしき男性が、
「おい、お前何やってんだよ。それは犯罪だぞ!!!」
と言って、追い返していた。
確かに犯罪なのかもしれないけど、
その注意した男性は、ビンや缶を持っていかれて困るようには見えなかった。
見えなかった、だけかもしれないけど。
わたしには、「弱い者いじめ」にも見えたのだけど、
なんとも言えない複雑な気持ちになった。