いつもはあまり関心がなかった、芥川賞と直木賞の受賞者発表。
前回の、一方は良家の子女で大学院生で作家。
一方は中卒の日雇い労働者から作家に。
その後も、西村賢太はちょくちょくテレビに出てきて
(韓国のテレビでも紹介されていた(笑))、
なかなか面白いことを言ってくれたのですが、
次は地味な人が受賞するんじゃないかなぁ、
と勝手に思いつつ、ニュースを見ていると、
画面に挙動不審で不機嫌な男性が。
気になって、受賞者のプロフィールを調べてみると。
その挙動不審に見えた作家は、高校を卒業して以来、
一度も働いたことがないのだとか。いわゆるニート。
記者会見も、なかなか味のあるものだった。
で、もう一人の受賞者は、東大大学院修了。
ここだけ聞いたら、「前回みたいな対照的な二人ね。」
で終わるところ、なんですが。
いわゆるポスドクの役職を転々としていたそうだ。
「博士号は取ったけど、上がつまってて大学の専任の職がない」
ということ。
ともあれ、おめでとうございます。