すみませんが、「悪人」観て来ました。
お客さんが多くて、ほぼ満員でした。
以下、感想です。
・吉田修一の小説っぽい映画だった
2冊しか読んでいない私が言うのもなんですが、吉田修一の小説は、
「ライトですさんでて息苦しい」人が、真剣な何かを探す、
という印象でした。この映画もそんな感じでした。
・冒頭のシーンにびっくり
うちの近所の公園で撮影してたようです。いつしたんだろ!?
・満島ひかりが演じた佳乃のような人間は、現実にもいるだろう
打算と心と体がひとつになっていない人は、男性女性かかわらずいるでしょう。
本人もわかっているかもしれないけど。
・岡田将生のような男が大嫌い
女性に関する話を男同士でああやってるのを、何度も横で耳にしました。
場所は大体天神周辺の居酒屋かファーストフードかドトール。
詳細は言いませんが、異性からメールもらったり、言い寄られたことなどを、
友人に馬鹿にしながら話している人間は、地獄に落ちるべきだと思います。
・脇役の俳優が豪華すぎ
主要な俳優はもちろんですが、松尾スズキとかモロ師岡とか、
でんでんをこっそり使うあたりがすごい。
監督、あるいは吉田修一の趣味か!?
ちなみに、李相日監督は「フラガール」の監督です。
・字幕がないのが不思議だった
実は、映画館で邦画を観たのは、20年ぶりぐらいだったので、
画面下や右に文字がないのに違和感を感じました。
ま、これは個人的なことなので・・・。
あと、隣に座ってたオバハン2人がいちいち「あれって?」とか、
話すのがめちゃくちゃ迷惑でした。
そんなに話したけりゃ、DVDをうちで観なさい。
ということで勘朝さん。次は原作を読んでみます。