CSで放送してた「東京湾景」、最終回まで観ちゃいました。
以前の日記でなんで「大失敗」って書いたのかと言うと、
あまりにもドラマと原作が違いすぎていたからですが、
共通してるのは、主人公2人の勤務地と、男の子の方の職業と名前、
そして周辺の友達関係の一部ぐらいでした。
ドラマはドラマで、「国籍を越えた運命の恋」がテーマの、
いかにも月9的な内容だったんですが、
韓国の話もたくさん出てくるので、
私はこれはこれでアリだと思ったんですが、いざ原作を読んだら、
「原作って言っていいの?」と疑問を持つぐらい、
ドラマは別物でした。
原作は原作でよかったんですよ。
吉田修一らしいストーリー。
ライトで、でも何か乾いてて、どこか息苦しい主人公たち。
でも、ドラマには「ライト」さはなかったですね。
ドラマの脚本を書いたのは、放送したテレビ局の人間らしいけど、
吉田修一に抗議とかされなかったのかなー・・・。
実は、このドラマ、月9にしては低視聴率でおわったんですが、
「安易に韓流を取り入れたから失敗した」って、批判されてたんですよねー・・・。