前述の「ハーバード・・・」の続き。
担当教授の専門は、政治哲学でした。
確かにそうだろうね。
授業の題目は、「Justice(正義)」だから。
で、講義に使用されているところは、
番組HPによると、「大学の劇場でもある大教室」と書いてありました。
卵が先か、ひよこが先か、わかりませんが、
「劇場 兼 大講義室」という位置づけのようですね。
こういう番組を観たり、
今まで、特に大学入学以降、いろんな人の話を聞いて思うのは、
「学問それ自体を学ぶこと、
そしてそのことによって何かを知ることの喜びでしか、
学ぼうという内的モチベーションを維持できない」
ということ。
これについては、共感できない方もいるかもしれませんが、
あたしはそう思っています。
でもねー。こう感じることって、結構難しいと思います。
特に、今の日本の若者から発せられる言葉からは、
「熱心に学ぶこと」→「まじめか!?」と、
かっこ悪い、嘲笑の対象になりうる、印象をうけてしまう。
もう若くもないあたしも、周囲の人に、
「まぁ韓国語できてすごいわねー。」
といわれる、その次には、
「勉強ばっかりして疲れない?」とか、
「何が楽しくて勉強してんの?」とか、
ひどいときには、
「勉強ばっかりしないで子ども作りなさい。」とか、必ず言われる。
勉強好きで何が悪い。
高校野球だって、あたしから見れば、ただの「野球馬鹿」だ。
高校球児も、箱根男子ばっかり称えるな。
語学オタクも、一生懸命やってる、という点では同じはずだ。
差別するな。
というわけで(笑)、
皆さんも「ハーバード白熱教室」、ぜひご覧になってくださいね。