『生きる』大川小学校津波裁判を闘った大人たち
『生きる』といえば、黒沢映画を思い出すが、別作品。
「大川小学校」の悲惨な事件。12年になる。
「あのととき、大川小学校で何が起こったか」(書籍)。
これを読めばよく解るが、津波で多くの子どもたちが命を落とした。
しかも、明らかな人災。それを起こしたのが教師。
殺したかった教師はいない。が、あまりに酷い判断に驚いた。
愚かな指導者に従うと命を落とすという典型例。
山に逃げようという子供の声を無視した、教師(教頭)はそれのみに終わらず、
津波の方に子どもたちを誘導している。
のみならず、無視して、一人山に逃げた子どもが助かっている。
さらにのみならず、山に逃げた教務主任も助かっている。
この子どもと教務主任の言動はのちに教育委員会によって隠蔽されている。
何とも、やりきれない事件。
裁判になった。
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それがドキュメンタリー映画として完成。『生きる』
なんと、書籍や公開文書では臥せられていた、教務主任や校長が実名で顔だしで出る。
興味関心がある方必見。学校関係者必見。教育関係者必見。