島本理生原作の同名小説の映画化。
親からの性虐待。実名での告発が話題に上っている。
あってはならない事件。
作品のベースは性被害。
内容はまずまず。
中盤までグイグイ引っ張ってくれる。
ラスト近くになって、ふと違和感を感じる。
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これでもか、これでもかといった、北川景子のドアップが展開される。
北川景子のための、北川景子ズブズブの作品。
もっとも、今日本映画界でこれだけアップに耐えうる女優は見当たらない。
しかも、彼女は作品を重ねるにつれて上手くなっている(と思う)。
まさに「旬」の女優。
願わくば、彼女が旬の間に『キューティーハニー』を撮ってもらいたい。
女優の命は短い。これは男女の問題ではなく、
「花の命は短くて・・・。」
「花の色は うつりにけりな いたずらに ・・・」
フキノトウの薹(とう)。薹が経つ、と表現する。
旬。この時期はあまりに短い。
彼女の旬が映画で観られるだけでも幸運だと思わなければならない。(のだろう)