ドイツ映画特集
シネラ。
1968年。ヴェルナー・ヘルツウォーク監督
『小人の饗宴』
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荒野にポツンと立つ施設。
校長などが外出した時、管理者に対し不満をもつ13人の小人たち。
日頃の不満を爆発させる。校長室を包囲し、電話線を切断。
彼らの行動は、次第に傍若無人なお祭り騒ぎになって行く。
ストーリーはない。
小人しか存在しない世界の中での乱痴気騒ぎ。
常識が通用しない作品。
差別的な表現にドキドキ。
少なくとも、今の日本では作れない。
作ったとしても、商業映画としては興行成績は望めない。