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『グリース』

 午前10時の映画祭。

 『グリース』。1978年。私が高校生のころ。
 当時貧しかったので優先順位で観ないまま。

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 J.トラボルタとO.ニュートンジョン。

 娯楽度100%のミュージカル。

 なんといってもO.ニュートンジョンがかわいい。
 設定では高校生。当時O.ニュートンジョンは28歳。

 でも、彼女が高校生に見える。

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 ここで一首。

 花の色は 移りにけりな いたずらに 我が身世にふる ながめせしまに

 O.ニュートンジョンの現在を見たら、今の若者たちはどう評価するだろう。

 我々世代。勘春、壽楽、勘朝世代は彼女の老けた容姿を想像するだけで罪。

 花の色は 移りにけりな あさましき 活魚オリビア ニュートンジョン

 と詠む。
 若者は詠み方も知らないか。

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 トラボルタのピークを
 『サタディナイト フィーバー』1977年。と勘違いしている映画人がいるが、
 『パルプフィクション』1994年。で間違いない。
 当時40代後半。

 男優は50歳過ぎても映画作品になる。女優は悲しきもの。

 ただ、『8月の鯨』という名作もある。

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 ぱったりと売れなくなったトラボルタを、
 20年間の空白で救い上げた。タランティーノ

 しかも、『パルプフィクション』作品中で踊らせてる。
 相方はY.サーマン20年前の超売れっ子。

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 映画って、源泉をたどったらどこまで行くのだろう。

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2018年08月18日 17:57に投稿されたエントリーのページです。

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