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『用心棒』

 午前10時の映画祭。

 何度見ても素晴らしい作品。

 何から書こうか。

 まずは2mを越す大男。ずーっとジャイアント馬場だと思っていた。
 調べたら
 羅生門網五郎という相撲とりだった。存在だけで恐れる。

 三船敏郎が時々肩をゆするのは蚤がいたから。本物の蚤を仕込んでいたらしい。
 風。宿場のメインストリートに吹く風。超大型扇風機で疾風をおくる。
 砂ぼこりの中、三船敏郎(役柄は桑畑三十郎)は瞬きをしない。

 6人連続での人斬り場面。すばらしい。ノーカットで斬りまくる。
 斬られる方も上手い。
 斬った後三船敏郎が肩で息をしている。ノーブレス。

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 再来週は『椿三十郎』
 ラストが見逃せない。日本映画史に残る場面。凄いの一言に尽きる。見逃せない。

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2018年06月27日 13:36に投稿されたエントリーのページです。

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