昨日の「勘朝ときどき日記」を読みながら、
「なんてわかりにくい文章なんだ」と反省。
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日本人の多くはスポーツを取り違えている。
スポーツを勝ち負けでとらえている。
そう捉えると勝利至上主義・金メダル獲得主義、に陥ってしまう。
古代ギリシャオリンピックは、そうではなかった。
スポーツはカタルシス(自己浄化)。
大便やおしっこを我慢して、あわててトイレに飛び込んで、排出した時の快感。
アレと似ている。
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マラソンやトライアスロンを完走したことのある人はわかる。
順位や勝ち負けとは関係ない自己満足感に浸りきる。
これこそスポーツのだいご味。
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ラグビーはプレイすることが主眼。
プレイすると解るが終ったあとの成就感は勝ち負けといった安っぽい了見ではない。
もっと高尚な感覚。お互いのチームのたたえ合い。
よってラグビーでは試合終了とは言わず、「ノーサイド」と表現する。
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何だかもっと解りにくくなってきた。
オランダの文化人類学者ヨハン・ホイジンガー『ホモ・ルーデンス』を読むと解りやすい。
スポーツは勝敗ではなく、遊びだと言うことを教えてくれる。