確実に、日本映画は、韓国映画に後れを取っている。
-----------
『マスター』韓国映画。
キャッチ「真実は悪を越えられないのかー」。キャッチ負けしてない。
===========
スタートは、『ウォール街』テイスト。
経済学部出身者はより理解しながら鑑賞できるはず。
中盤は、『スティング』テイスト。
騙し、騙されの展開。
後半は、『ボーン シリーズ』テイスト。
もともと韓国映画は『シュリ』や『シルムド』のような、
アクション映画に端倪(たんげい)できない技術を持っている。
良くも悪くも北との緊張関係が影響している。
==========
ラストは大どんでん返し(歌舞伎用語)を期待していたが、さすがにソレはなかった。
軽いオチが付いていただけ。
アメリカ映画のあちこちをつまみ食いした感じだが、滑らかに繋がっている。
(最近の勘朝の落語のようにブツ切れ状態ではない。)
単館上映(中洲大洋)がもったいない。
==========
韓国人は日本人と似ていて誰が誰か解らなくなる。
言葉が近いだけにますます、こんがらがる。
途中でピシッと繋がる。観る人にもよるだろうけど。
閑話休題
韓国人の固有名詞と顔が一致した。二人目。
一人目は、『キム・ヨナ』。
二人目は、今回で、『イ・ビョンホン』。
そう言えば『チェ・イルミ』という言葉も頭に残ってる誰だろう?
今度こえびに聞いてみよう。メールくれるとありがたいのだが。
大昔、日常会話程度なら韓国語が出来た時期があった。
『ハングル 犬の目』という
日本初韓国語落語を演った事がある。しかも本場の釜山で。
2回も。大学2校。
なつかしい。オレガンマニエヨ。
--------------
自慢話は嫌い。
失敗談もついでに。
国際線で帰って来る時の飛行機の中で
外国人のステュワーデスさんに
「プリーズ レント ミー ケット 」私はブランケット(ひざかけ)を頼んだつもり。
「OK!ウェイト ア ミニッツ プリーズ.」
しばらくして持ってきたのはやかんにアツアツのお湯。
やかんのケトルと間違えられた。
近所の客の失笑をかった。
今思い出しても顔から火が出る。
『マスター』おススメ。
===========
「騙そうとする奴を、騙すのは、最高に面白い。」
『マキュアベリ』だったかな?誰か調べて。