「KBCシネマ」。ここの小屋で上映されると言うことが、そもそもマイナー。
社会的弱者・少数派作品。『婚約者の友人』
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フランス語・ドイツ語混在作品。
英語作品なら近頃、字幕:画像=1:9位で鑑賞できるようになってきた。
それだけ作品に集中できる。
フランスドイツ戦争映画だから、ナチス作品群だと思って観たが、第一次世界大戦背景。
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大昔。パートカラーという作品群があった。
濡れ場(歌舞伎用語)になると、突然総天然色になる。
結構よかった。そのころはまだ、ティッシュなるものがなくて、ちり紙持参。
今の若い者はしらんだろうなぁ、ちり紙。
入場できる年齢ではなかったが、受付のおばちゃんは入れてくれた。
「兄ちゃん!後片付けば、ちゃんとしていきないや。」
もちろん、映画観賞者のまマナー。
友人と観に行ったが、お互いイキどころが違うのでわざと離れて座る。
精力的には私の方が強かったようだ。何度もイケた。
3本くらい見て、帰るときにはもうへとへと。
でも次の日にはしゃんとして学校へ向かった。中学生だった。
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『婚約者の友人』
パートカラーの作品。濡れ場のパートカラーでなく、想い出の部分がパートカラー。
「KBCシネマ」だけあって、R指定作品はナイ。
だからあそこの映画はつまらんものが多い。
お好きな方は素直に謝罪いたします。
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婚約者を殺した兵士を愛してしまう女性。
アンニュイに進行する。
アメリカ映画が好きな単細胞にはかったるい。
途中から好き勝手に作品を作りながら鑑賞。とてもハイテクニックな鑑賞法。 時々やる。
年間200本以上観ないと無理。火傷する。
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で、作品は佳作にして良ではあるが、優ではない。
映画を観慣れてないに方は、時間の無駄。レンタルでも観ない方がいい。
レンタルにはならない。借りる客がいない。
ウチの落語会と似た点がある。
ある意味ウチの落語会はアンニュイ。
言葉の意味を知らない方は、『新明解国語辞典』三省堂。で調べるように。
驚くような表現がされている。