« 第230回 商店街寄席 | メイン | 『美しい星』 »

発語

 発声とともに発語も大切。

 普段会話している分にはおそらく、違和感無く交流出来ていると思う。
 ただ、語り芸で演者となると話は別。

 志ん生師匠も、6代目松鶴師匠も病気で倒れた後の発語で、困ってあった。録音に残っている。

 ------------

 翻って我が身のこと。
 発声は稽古で何とかなる。発語になると稽古でもなんともならない。

 語り芸の主たち。ここを越えてなんとしたのだろう。

 自分の絶好調を体や喉、舌、口角が覚えている。くやしい。
 衰えるのもまた人生。

About

2017年05月29日 16:37に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「第230回 商店街寄席」です。

次の投稿は「『美しい星』」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32