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イベント屋

 昔から落語にこだわった興業師=イベント屋を目指してきた。

 時には、自分たちの力不足に活力に檄を飛ばしたり。
 率先垂範というように自分を表現者としたり。
 時には、この芸にお足を払わない、お客のせいにしたり。
 精一杯やってきて、40年。

 1000万人の東京、500万人の上方、それに比べて150万人の福岡の違いか。

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 『皿屋敷』を演じる中で興業師=イベント屋をちょっと揶揄する言葉を入れているが、
 興業師は難しい。表現する側の方が楽だけど、
 表現する側は泳ぎ続けなければ死んでしまう。

 エンターテイメントはラビリンス(迷宮)。

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 先達だった、Iさん。KさんTさん。
 私は彼らの後を追いながらやってきた。
 そして私も一敗地にまみれた。残念ながら認めざるを得ない。

 三池炭鉱レベルの特需がないと「芸」は育たないのかもしれない。

 私だけではない、これから先日本人は老いも若きもサバイバルしていかなければ。

 イヤ、この70年間の日本人と、
 1603年からの260年間の日本人だけ、サバイバルしてなかったのだけかもしれない。

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 イベント屋の愚痴。

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2016年12月16日 18:00に投稿されたエントリーのページです。

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