数年前、信頼できる筋の書評欄を読んで。
『何者』浅井リョウ、を読んだ。まだ直木賞受賞前だった。
ツイッター・LINE・フォロワー・SNS・アカウントだとか訳のわからん単語がぞろぞろ。
出てくるたびにOB君やこ〇びにレクチャーしてもらいつつ読んだ。
助けられ読破して、
「これは直木賞だな」と思った。
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映画化されて、観た。驚いた。
何が驚いたと言って、客の多さ。しかも若者達、アベック、の多さ。
『ジェイソン・ボーン』より多い。
次に驚いたのが、クオリティの高さ。
何かの映画評論で、
「邦画の方が集客率が高い。」とあった。
このことか。
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心理戦あり、劇中劇あり、時間軸プレイバック(タランティーノの得意なヤツ)。
しかも、ミスキャストなし。
知ってる役者は一人もいないし(『凶悪』に出てた青年がいたかな?)、監督もしらない。
だけど、みんな達者な役者ばかり。
う~ン。邦画が来てるというのは、・・どうも本当らしい。
だからといって、『君の名は』を観るまでには落ちぶれてない。
(ちなみに私のバイク仲間は『君の名は』にいたく感動していた。)
私は、ファンタジー、アニメとディズニーは観ない。