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『何者』

 数年前、信頼できる筋の書評欄を読んで。
 『何者』浅井リョウ、を読んだ。まだ直木賞受賞前だった。

 ツイッター・LINE・フォロワー・SNS・アカウントだとか訳のわからん単語がぞろぞろ。
 出てくるたびにOB君やこ〇びにレクチャーしてもらいつつ読んだ。

 助けられ読破して、
 「これは直木賞だな」と思った。

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 映画化されて、観た。驚いた。

 何が驚いたと言って、客の多さ。しかも若者達、アベック、の多さ。
 『ジェイソン・ボーン』より多い。

 次に驚いたのが、クオリティの高さ。
 何かの映画評論で、
 「邦画の方が集客率が高い。」とあった。
 このことか。

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 心理戦あり、劇中劇あり、時間軸プレイバック(タランティーノの得意なヤツ)。
 しかも、ミスキャストなし。
 知ってる役者は一人もいないし(『凶悪』に出てた青年がいたかな?)、監督もしらない。
 だけど、みんな達者な役者ばかり。

 う~ン。邦画が来てるというのは、・・どうも本当らしい。

 だからといって、『君の名は』を観るまでには落ちぶれてない。
 (ちなみに私のバイク仲間は『君の名は』にいたく感動していた。)

 私は、ファンタジー、アニメとディズニーは観ない。

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2016年10月31日 18:40に投稿されたエントリーのページです。

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