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 〇右 おそらく学生時代結構身内に褒められたのだろう。また御両親から手厚く褒められて、高学歴を褒められて、この厳しい就職戦線を何の苦労もなくさくさく大手に就職して、出世街道が太平洋のように広がってる。そんな人生で初めて自分を全く認めない集団に出くわした(笑)。だれも褒めないし、おそれおののかない。ただ奴はどうも頭がいいらしく呑み込みが早い。

 〇心 ここまではぐいぐい来た。辛いのはこれから、お客様に自分の芸でご来場いただく壁がドカンとたち塞がってる。公民館でやる時結構やる。私も観たがまずまず。
 自信たっぷりに語ってる。これが自慢芸。講演会では聴衆を啓発するのでやや上から語るのは当然として、寄席でソレやると、客は白ける。
 ズバリいうと〇朝師匠の高座に自慢の影が見える。(主語:私)。構造的に同じ。

 楽〇 学生時代に微に入り細に入り、徹底的に指導されて、学生最高の技術を身に付けている。
 私など足元にも及ばない。その代わり、私は学生時代田舎で飛びぬけて上手かったので徹底的に自由奔放に芸を発揮した。自慢芸のいやな奴だった。思い出したくもない。
私は楽狐の先輩に徹底的に潰されて、広い海を見た。
楽〇はそんな先輩たちの威光を自慢してる。言葉が違うかもしれないが、私のボキャブラリーはそんなもの。そんな威光を突きぬけないと、所詮田舎の落語集団の一人でしかない。

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2016年04月12日 09:47に投稿されたエントリーのページです。

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