『エージェント・ウルトラ』二度目
客足全くダメ。
余程一般受けしない作品(らしい)。
とても面白いのに(主語:私)。
というのが、この主人公の気持ち、いや、主体に全く同感できるから。
認知症の初期段階をロールプレイしている者にとって、この世界こそが当然。
今風の言葉で表現するなら、「リアル」というやつ。
これで、理解いただけないなら、『ドグラマグラ』を想像すればいい。
「夢の久作は、これを表現したかったのだ!」のゾーンに入れる。
『オール ニード イズ キル』でトムクルーズが毎回目が覚めた時に味わった戸惑い。
深い。深海魚。
長生きしてみるものだ、未体験ゾーンを毎日味わえる(笑)。
認知症と笑っていい。
リアルで生活している者は、うろたえてる周りを笑ってる(笑)。