映画。という表現メディアは、観る側の反応を気にしていなければならない。
つくづくそう思う。
絵画や音楽・バレエをはじめとする表現は主体者さえぶれなければ、作品として残る。
映画はそうはいかない。
まったく残らない。
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ゴッホもベートーベンも生きている間は全く売れなかったと聞く、
売れる売れないの観点ではなくて、本人が何処まで納得しているか。
そこに芸術の凄さがあるだろうけど。
気付くまでの時間はそう長くない。
たかだか、80年前後の人生。
もちろん、売れないまんま死体を晒した者が幾十万もいるのだろうけど。
・・・この話題は続く。・・・・・・・・・
で、『リライフ』という作品。
視る側の反応が全くわかれる。
監督が別れてもいいじゃないかとひらきなおってる。そこが笑える。
映画というメディアをDVDと同じと思ってる者は観ても無駄。
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あちこちに映画作品をパロディ化したセリフが出てくる。
セリフ劇だから、会話で進行する。