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地声

 私が初めて出会った落語家さんの声は志ん朝師匠。

 「なんて、心地の良い、語りなんだろう。」と聴き惚れた。生でなくTVで。
 小学生4年。
 ここが原点

 で、プロの噺家さん達との交流が始まる。

 御来福していただく噺家さん達は
 志ん朝師匠声質の師匠方が多い。

 ひな太郎師匠・正朝師匠・故志ん五師匠・鯉昇師匠・平治師匠・左橋師匠・鯉橋師匠・正太郎さん
 多くの噺家さん達の地声は
 誤解を招くかもしれないが、【テノール】。

 昨日の遊馬師匠の声は【バリトン】だった。
 甘棠館笑劇場のスミズミまで軽い重低音が染み込んだ。

 脳髄に、テノール系の声質とちがう角度で入り込む。

 ウチの御常連さま方。
 いつもの内浜落語会招聘の噺家さん達の声との違いに気付かれたのではないか。

 深いね。落語。

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2015年09月27日 07:58に投稿されたエントリーのページです。

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