人の言うこと(注意・勧告・進言)を聞いたことがない。(主語:私)。
職場には指導を受けなければならない上司はいない。
自分のエリアさえ、しっかりしてれば処分はない。
家族の言うこと聞いてたら、こんな流浪はしてない。
ましてや、ウチの連中の発言を聞く耳をもたない。
そんな私が耳を傾けるのが、Tさん。
経歴は詳(つまび)らかではないが。
奥さんも、子どもさんも、孫もたくさんいる(ようだ)。
被爆体験があり、現在闘病中。物凄いエピソード。
現在80歳越え。なのに、じっとしてない。
毎月の飲み屋通い。
毎年の沖縄・広島・金沢ついでに唐人町への義理は欠かさない。
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バリバリの働き手の頃、銀行辞めて、会社経営に乗り出す。
私は「乗っ取り屋」と表現しているが、間違いはない(ようだ)。
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凄いエピソード
5年ほど前。
福岡ドームで広島戦がかかった。
相手は巨人。70%程度の入り。ウソみたいだが広島vs巨人戦に空席が出来ていた。
広島ピッチャー、佐々岡。
数回進んで、佐々岡が投げた瞬間。
Tさん
「あぁ!危ない!!!」
まだ、バッターまで届く前の一瞬。
その言葉の直後、ライナーで右中間真っ二つ。典型的なタイムリー。
打者が誰でランナーが誰かは覚えてない。
「あぁ!危ない!!!」
だけが残ってる。
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私は、結果論と仮説と前例が大嫌い。
現場と実践だけしか信用しない。
Tさんの凄いのは、
ドラッカー読んでもないのに、彼と同じことを言ってる。
たとえ原書で読んでる者でも、実践がなければ読んでない者と同じ。
ピケティももちろん読んでない。(主語:Tさん)
私も読んでないけど、おそらくずれてない(と思う)。
だから、Tさんを厚遇・優遇する(主語:私・内浜落語会)。
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「勘朝さん!だから、わしゃぁ言うんよ。」
と、経営方針を教えてくれる。
そこに、耳を傾けるだけの、実践と行動力が伴ってる。