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『伊達の十役』 twice

 歌舞伎に二回いくほどお金持ちじゃないけど。
 どうしても行きたくなって、twice。
 何度見ても面白い。そんな芝居。

 今回、花道の裏サイド最前列が手に入った。
 ということは、飛ぶような売れ行きじゃないようだ。

 人の評判より自分の判断。
 バカが人の評判だけに惑わされる。

 間近で観た染五郎はなかなか良かった。

 歌舞伎役者の肌理細かな芸に恐れ入った。
 どんな端役だって、気を抜かない。
 あたりまえだけど、目がブレない。もちろんだけど、特に立役は目をつぶらない。
 子役まで丁寧な芝居をしている。
 最前列で双眼鏡でずっと追ってたから間違いない。

 政岡母子がちゃんと目を合わせて芝居をしている。思わずうるっとしてしまった。

 やっぱり芸事はライブ!
 テレビやその他媒介メディアは潰れてしまった方がいい。
 日本人が総バカになったのはテレビの所為。

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 土手の道哲。
 勘九郎『四谷怪談』の小仏小平を思い出した。

    (間違っていても、わざわざの訂正メールは要りません。この日記はどうせヨタです。
    私は小さな親切も、余計なお世話も嫌いです。)

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2015年02月23日 16:21に投稿されたエントリーのページです。

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